狭山池は今から1400年ほど前の飛鳥時代(616年頃)に、農業を盛んにするために作られた日本最古の人工池(ため池)です。
狭山池の堤は、改修を繰り返す度に規模が大きくなり、現在の大きなため池になりました。
狭山池周辺には、一周約2,850メートルの遊歩道が作られ、ウォーキングやジョギングの為に池を訪れる人が多いほか、野鳥も多く、市民の手で作られたバタフライガーデンでは季節の花や、約40種類の蝶を見ることが出来るなど、自然豊かな環境を楽しむ事が出来ます。
農業用水を供給するため池としては、2014年に、歴史的価値のあるかんがい施設と認められ、国際かんがい排水委員会の世界かんがい施設遺産に登録されました。
■狭山池の桜
狭山池の周囲には、約1,300本の桜が植えられており、沢山の人々がお花見に訪れます。
早咲きのコシノヒガンが多く、3月下旬から開花する為、大阪府内で一番に花見をすることが出来ます。
狭山池博物館周辺では4月中旬に咲くヤエザクラ類もあり、長期にお花見が楽しめます。
これらの景観は「ビュースポットおおさか」にも選定されており、新しい憩いの場として人気が高まっています。
■周辺の駐車場
狭山池周辺にはいくつかの無料駐車場があります。
池の周りはなかなか距離があるので、目的の場所によって選ばれる方が多いようです。
せっかく駐車したけど、けっこう歩くことになったという方も。
※イベント時などは、閉鎖していることもあるようです。
■イベント情報