南側は、金剛山地と呼ばれる、大阪と奈良・和歌山をつなぐ山々(金剛山・大和葛城山・岩湧山など)が、北側は、生駒山地と呼ばれる、阪平野と京都盆地・奈良盆地とをつなぐ山々(生駒山・信貴山・高尾山・飯盛山など)に挟まれた山で、双耳峰(雄岳と雌岳)と奈良盆地や大阪平野を一望できる絶景が特徴です。
高さは658.8メートル。
また山頂付近には、大和葛城山から吉野金峰山まで橋がかけられたという伝説が伝えられており、「久米の岩橋(くめのいわはし)」の伝説が残されています。
久米の岩橋とは、その昔、役行者(えんのぎょうじゃ/役小角<えんのおづぬ>)が修験道を開いた場所とも言われており、役行者と葛城の神にまつわる伝説で知られる奇岩群がその一部としてこの岩橋山に残っているとのことです。