峰塚公園は1987年(昭和62年)に地区公園として都市計画がなされ、史跡であり、2019年(令和元年)に世界遺産に登録された「百舌鳥・古市古墳群(もず・ふるいちこふんぐん)」のひとつである峯ヶ塚古墳(みねがづかこふん)を含む、全体面積5.3ヘクタールの広さのある都市公園です。
公園北側には日本で一番最初に出来た官道(7世紀後半~8世紀ぐらいにできた幹線道路)と言われている「竹内街道(たけのうちかいどう)」が通っているのと、東側には古代の頃より存在する金剛山地やその一角である二上山(にじょうざん)が望められ、古代悠久の歴史と自然や緑を感じられる公園として地元に愛されています。
公園の構成が5つのゾーンに分けられており、①峰塚公園の玄関口として峯ヶ塚古墳の前方後円墳をイメージした噴水をモニュメントにした広場「モニュメントゾーン」、②子ども達が遊べるすべり台やブランコ・アニマル遊具がありジョギングなどができるコースもある「文化イベント広場ゾーン」、③西北に位置する丘陵地が早くから掘抜石棺として注目されていた小口山古墳が存在する「郷土の森ゾーン」、④世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」に登録されている峯ヶ塚古墳(みねがづかこふん)がある「古墳の丘ゾーン」、⑤子ども達が遊べる土広場や遊具(ジャングルジム、すべり台等)がある「管理施設ゾーン」となっています。
開設された年代もそれぞれに完成されました。
*1989年(平成元年)に市制3周年を記念して「モニュメントゾーン」を開設。
*2006年(平成18年)に金剛生駒の山並みの眺望を楽しめる「郷土の森ゾーン」を開設。
*2008年(平成20年)に市制50周年事業として文化イベント「広場ゾーン」・「管理施設ゾーン」が開設。
災害時の活用としても、広域避難場所に指定されており、多岐に渡る機能性を備えた公園となっています。