正確な創建年は不明ですが、境内に掲げられている由緒略記によると、鎌倉時代末期・1331~1335年の間(元弘から建武年間)に現在の松原市小川の品陀別命を祀る「深居神社ふかいじんじゃ」から分祀されたとされています。
世界遺産に登録されている「古市古墳群」を構成する古墳のひとつで、国の史跡にも指定されている「津堂城山古墳(つどうしろやまこふん)」の北西部・後円部に鎮座されている神社。
主祭神は八幡神社ということで「品陀別命(ほんだわけのみこと=応神天皇)」が祀られています。
また、本殿向かって右側の境内社「津堂稲荷社(つどういなりしゃ)」には「稲倉魂命(うかのみたまのみこと・倉稲魂命、宇迦之御玉神ともいう)」が祀られています。
また神社のすぐ近くには、津堂児童遊園があったり、直接古墳の敷地内に入ったりできる、身近にふれられる世界遺産としても注目されていて、世界遺産にふれながら神社にお詣りが出来るので、一度訪れてみてはいかがでしょうか?