観光

古室山古墳(こむろやまこふん)

所在地
大阪府藤井寺市古室2丁目3-45
電話番号
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古室山古墳(こむろやまこふん)は、大阪府藤井寺市古室にある古墳で、形状は前方後円墳となります。
古市古墳群(世界文化遺産)を構成する古墳の1つで、1956年(昭和31年)に国の史跡に指定され、2001(平成13)年に国の史跡として「古市古墳群」に指定されています。

墳丘の形は、後円部、前方部のともに3段の築成となっており、古市古墳群の中では中規模サイズとなっています。
くびれの両側には造出しが設けられており、周囲には馬蹄形の周濠(現在は埋設保存済み)が巡らされており、墳丘外表では葺石・円筒埴輪列・形象埴輪(家形・盾形・靫形・蓋形・冑形埴輪)が発見されています。
また、墳丘周囲には周濠・周堤が巡らされ、堤内側斜面においても葺石が発見されています。

古墳時代中期の4世紀末-5世紀初頭頃の築造と推定されているそうです。
古市古墳群では最初の大王墓と目される津堂城山古墳(藤井寺市津堂)と同時期とされ、巨大前方後円墳(大王墓)に次ぐ大型前方後円墳として、当時のヤマト王権の政治階層を示す古墳とされています。

台地の高所に位置するため眺望がよく、墳頂まで登って散策することできます。
また、季節により梅、桜、紅葉などを楽しむこともできます。

墳丘長 150メートル
後円部(3段築成)
├直径 96メートル
└高さ 15メートル
前方部(3段築成)
├幅 100メートル
└高さ 9メートル

スポット情報

名称 古室山古墳(こむろやまこふん)
所在地 大阪府藤井寺市古室2丁目3-45
大きな地図はこちらから。

アクセス 近鉄南大阪線「道明寺駅」より徒歩17分
近鉄南大阪線「土師ノ里駅」より徒歩13分
サイトURL 藤井寺市オフィシャルWEBサイトより