我堂八幡宮は厄除宮として有名で、1744年(延享元年)の「両我堂村明細帳(りょうがどうむらめいさいちょう)」には「十五社明神(じゅうごしゃみょうじん)」、1802年(享和2年)の「東我堂村明細書上帳(ひがしがどうむらめいさいしょうえちょう)」にも「氏神十五社神(うじがみじゅうごしゃじん)」と記されています。
創建は、1680年(延宝8年)と伝えられています。
明治初年頃に八幡神社と称した後、1913年(大正2年)に産土神社(うぶずなじんじゃ)と改めましたが、その後、我堂八幡宮と改め、現在もその名で親しまれ、信仰されています。
堺市の百舌鳥八幡宮(もずはちまんぐう)の分霊を勧請したもので、品陀別命(ほんだわけのみこと)を主祭神として祀られています。
境内には、江戸時代から昭和初期にかけて若者が力競べをした「力石(ちからいし)」「八幡石(やわたいし)」「明治石(めいじいし)」「龍王石(りゅうおういし)」「金剛石(こんごういし)」が残っており、貴重な民俗資料として保管されています。
松原市の観光イベントとして毎年「開運松原六社参り」が開催されており、この我堂八幡宮をはじめ、6つの神社を巡る行事が行われるので、開催時期に1年間の願い事を持ってお詣りされてみてはいかがでしょうか?
【開運松原六社参り:神社一覧】
⛩屯倉神社(みやけじんじゃ)
⛩阿保神社(あおじんじゃ)
⛩柴籬神社(しばがきじんじゃ)
⛩布忍神社(ぬのせじんじゃ)
⛩我堂八幡宮(がどうはちまんぐう)
⛩阿麻美許曾神社(あまみこそじんじゃ)
※順不同
【境内にある社一覧】
天雨神社(あまうじんじゃ)
金毘羅神社(こんぴらじんじゃ/ことひらじんじゃ)
白髭神社(しらひげじんじゃ)
末廣稲荷神社(すえひろいなりじんじゃ)