1948年(昭和23年)頃創業の割烹料理店。
創業者の祖父からお店とその味を受け継ぎ、今に残してらっしゃいます。
終戦後から2年経った年に、シベリア抑留から帰国された祖父が、近鉄長野線「滝谷不動駅」の近くで食堂を始めたのが創業のきっかけだったそうで、当時は滝谷不動尊へお参りされる方々においしいものを食べて喜んでもらおうと言うことで、祖母とお店をされ始めたそうです。
戦後間も食べるものがあまりなかったこともあり、お店は大勢の方で繁盛されていたそうです。
その後、1970年(昭和45年)に2代目を現代表の父親が後を継ぎ、自宅の敷地に宴会のできる部屋と仕出し料理を調理できる大きな厨房を設け、事業を拡大。それが現在の店舗だそうです。
1996年(平成8年)に現代表が料理修行からお店へ帰って来たのを機に会社を設立。2010年(平成22年)に代表を後継し、代表取締役に就任されて現在に至っています。
正統派関西風割烹料理を提供されており、季節を楽しめるお料理を振舞われています。
食材にもこだわり、魚介類など国産食材を中心に仕入れ、受け継いだおいしさを残す職人の技をぜひ味わってみてください。
お店の広さは、1階がテーブル席20席分、2階が宴会場になっていて最大40席まで対応が可能だそうです。




「真心でつくる日本の味、日本料理を後世に残す」
現代表が創業者である祖父から受け継いでらっしゃる思いであり、今後の後世に残して行きたい思いだそうです。
その思いは形にも表されており、節句ごとの期間限定コース料理、四季ごとの懐石料理や松花堂などの膳、お弁当・仕出し料理の配達などから2月、6月、9月、11月の年4回、落語会(寄席)まで、日本の文化や歴史とともに触れてもらい、楽しんでもらえるお店作りを心掛けてらっしゃいます。
また、お料理と合わせて店内に飾られる、雛祭り、端午の節句、七夕、お月見などに合わせた店内の装飾にも力を入れてらっしゃるので、必見です。
そんな日本のおもてなしの心に満ち溢れた朝日屋 割烹髙野さんの味をぜひご賞味ください。
◆ 代表 髙野さんからのメッセージ
地域に愛されるお店を目指し、「真心でつくる日本の味」を継承してまいりたいと思っています。
お客様にはくつろぎのひとときを存分に味わっていただけるよう、これからも精進してまいりたいと思います。