今月、富田林市彼方(おちかた)地区の畑で「小学生と麦踏みIN富田林」が開催され、みなかわとりっぷも参加させていただきました。
このイベントは『一般社団法人 農とくらしの研究くらぶ』さんが主宰されている小麦栽培体験で今年で3年目を迎えられるそうです。
目的は、一年を通して子どもたちに地元の畑で自然や農業に触れてもらい、心の豊かさを育てるお手伝いと子どもたちに安全な食を届けること。
秋ごろには、収穫した小麦でパンを作り、子供たちに食べてもらうそうです。
どんなパンができるのか、今から楽しみですね♪
さて、本題に戻ります(^ ^)/
子どもたちが来る前に開催場所の畑へ。
当日はとても良いお天気で、まさに絶好の畑仕事日和♪
最高気温は16度!少し暑いかも!?と言うようなお天気に恵まれました✨
少しして、子どもたちが元気に歩いてやって来てくれました‼️
元気にあいさつする声は周りにこだまして響くぐらい😄
みんな礼儀正しい子たちばかりでした🙌
到着して整列し、小学校の校長先生からお話をしていただいた後に、地元の農業を支える農家さん方へバトンタッチ👋
農家さん方から麦踏みについてのお話・説明をしていただきました。



みんな、食い入るように真剣にお話・説明を聞いてくれてました。
「まずはやってもらおうか❗️みんなカニさん歩きで歩いて行ってね👋」と声がかかると、早速子どもたちはその通りにカニさん歩き(横歩き)で麦を踏んで行きました。子どもたちの素直さに感動✨


最初は戸惑っていた子どもたちも、そのうち踏むペースも分かって来たのか、要領を掴んでしっかり踏んでくれていました。
仲良しグループで一緒になって踏んだりもしていました😄


掛け声をかけながらドンドン麦を踏んで行ったり、ムカデ競争みたいになってる子や競争してる子どもたちも出て来出して大盛り上がり♪テンション上がっちゃうよね♪
転げ回ったりしながらもおいしい麦に育ってくれるようにと元気に踏みしめる姿は何とも頼もしい様子でした😄
合間に各自で休憩タイムを挟みながら、25分ぐらい麦踏みをすると、苗がしっかり倒れている状態になっていました。子どもたちの力は素晴らしい✨

スタートしたばかりの時の麦の様子。まだまだ倒れていない麦も見えました。

終了間際の麦の様子。麦がしっかり倒れているのが分かります。
これで、苗が強くなるというのがなんとも不思議ですよね。
子供達からも質問が沢山あがっていました。
麦踏みを終えて、農家さん方から子どもたちにお話がありました。
『去年の11月に種まきをして、今日麦踏みをしてもらいました。これから、大人の脇下ぐらいまで伸びるから楽しみにしててね。収穫は6月頃になる予定です。その後、秋ぐらいに収穫した小麦でパンを作って小学校に持って行くから楽しみにしといてね。』
パンのプレゼントを約束された子供たちは驚きながらも大喜び♪
ホント、頑張って麦踏みして良かったね♪🥰
締め括りに農家さんより
『今日体験したことをお父さん、お母さんに教えてあげてね。きっと知らないと思うから聞いてくれると思うよ。』
『これから成長する麦たちの様子を見てみてね。だんだん大きくなって行く姿も楽しみにしながら、大きくなるのを応援してあげてね。』
『みんな仲良くしてね、そしたら、これからもこの体験を続けていけるよ。』
とお話いただき、麦踏み体験を終えました。
最後に、集合写真で記念撮影📸
みんなやり切った達成感とプレゼントの約束の嬉しさもあり、イィ笑顔で写ってくれてました♪👍
ホント、お疲れ様でした👋
今回の取材で「長年続けてきた畑で、子どもたちに安全な食を届けたい。畑の学校をすることで、その思いを子どもたちに直接伝えたい。」その志をもって実践されているんだと実感することができました。
農薬を使わずに育てた安全な小麦粉を使ったパンを子どもたちに届ける活動は現在、授業の一環として行われていらっしゃいます。
また、全粒粉の小麦が欲しいというニーズが増えてきたことをふまえて、商品化を実現し富田林市のブランドになるよう活動されたり、トマトの栽培などもされています。
『一般社団法人 農とくらしの研究くらぶ』さんでは、使っていない田んぼや畑を復活させて、地域コミュニティとして再活用されていらっしました。
昨年、畑一反分にカモミールの種をまき、現在栽培中。
伺った時には、芽が出始め、青々となっていました。(下:写真)
本年5月には花摘み取りのイベントを企画中とのこと。
カモミール畑の一面お花畑になる様子も楽しみですね♪
以上、「小学生と麦踏みIN富田林」開催レポートでした🙇♂️