誉田御廟山古墳(こんだごびょうやまこふん)または誉田山古墳(こんだやまこふん)は、大阪府羽曳野市誉田にある古墳で、形状は前方後円墳。古市古墳群を構成する古墳の1つです。
築造時期は5世紀前半で、古市古墳群の中で最も大きく、日本第2位の大きさの前方後円墳と記録されています。
(墳丘の長さは425m、後円部の高さは36m、墳丘の体積は143万㎥です。)
墳丘の周囲に二重の濠と堤を盛っており、墳丘や濠からは円筒埴輪や形象埴輪が見つかっています。
古代より南側にある誉田八幡宮の神域となっていて、生育している樹林は照葉樹林化が進んでいます。
2019年7月6日に、ユネスコの世界遺産委員会はアゼルバイジャンの首都バクーで行われている新たな世界遺産を決める会議において、日本が推薦する大阪府の誉田御廟山古墳(応神天皇陵古墳)を含む「百舌鳥・古市古墳群」の世界文化遺産としての登録が正式に決定されました。