【秋祭りのお知らせ】誉田八幡宮 秋季例大祭・誉田だんじり祭りが同時開催!<羽曳野市>

誉田八幡宮 秋季大祭・誉田だんじり祭り2024

\ 誉田八幡宮 秋季例大祭・誉田だんじり祭り 開催!/

今年は、誉田だんじり祭りと日程が重なり、大変にぎやかなお祭りになることと思います。
皆様、お誘いあわせの上のお参り、お待ちしております!

—【行事詳細】—

< 秋季例大祭 >

秋のお祭りが誉田八幡宮では、最も盛大に執り行われます。
午前10時に例祭が行われ、午後8時頃からは、誉田八幡宮でおまつりしている神様に一旦神輿にお移りいただいて、ご陵である応神天皇陵の中まで神幸する、お渡りの神事を行っています。

※神幸とは、祭事や遷宮などのとき、神体がその鎮座する神社から他所へ赴くことをいいます。

< お渡りの神事 >

お渡りの神事は、元は放生会(ほうじょうかい)という神事で、どちらかといえば、仏式の性格の強いお祭りでした。
遡ると西暦1200年台に源頼朝公ご寄進によるお神輿、国宝「塵地螺鈿金銅装神輿(ちりじらでんこんどうそうしんよ)」を担いで行われていたようです。

※現在は、新しいお神輿をつかってお渡りの神事を行っています。

放生会は、当時戦で相手方の命を殺めてしまった贖罪として行われていたそうで、生き物を放つおまつりでもありました。
現在も、誉田八幡宮境内には、放生池という池が存在しており、おそらくこの池から魚を掬ってご陵のお堀に放流していたのではないかと考えられます。

当時は、神職と僧侶の方が一緒になっておまつりを執りおこなわれていました。
悲しいことに、明治の廃仏毀釈によって、お寺が取り壊しになってしまい現在は神社だけになってしまいましたが、お渡りの神事として、日々のご神徳への感謝や氏子・崇敬者の皆様のご加護・五穀豊穣を願いおまつりを続けています。

< 神輿潜り所 >

お渡りの道中、お神輿の下をくぐっていただける場所がございます。
思い出にご無病息災や加護をご祈念いただき、神様の真下をくぐっていただくことができます。

< 放生会の歴史 >

誉田八幡宮の放生会について確認できる記録としては、1801年発行の河内名所図会(【著】秋里籬島【画】丹羽桃渓)が存在します。その中に放生会の解説が掲載されています。

● 放生会(ほうじょうかい)
例年、八月八日(※1)より神式始まり、十四日寅の上刻(午前3時頃)に、神輿を奥院へ神幸し、近邑本居の人々、灯を捧げ奉る事、星の群るが如し。翌十五日午刻(お昼の12時頃)、本社に還御し奉る。
神供かず々にして、神秘の祭式、社人は守護し、神子は神楽を奏す。むかしは舞楽ありしが、寛文(1661~1673まで)の頃より中絶に及ぶ。
と記載されています。

(※1)昔は、月の満ち欠けで1か月を定める暦である太陰暦が採用されていました。一番明るく、そして霊力が高まるとされる満月に合わせて行われていました。

< 放生橋(ほうじょうばし)>

かつては、お神輿を担いで当宮にある放生橋を渡って御陵へと向かっていたのですが、現在は残念ながら、経年劣化により橋の柱にひびが入っており、崩落の危険があるため、横の橋からお渡りしています。

※実際に、お渡りするときは橋に木の足場を取り付けて、階段のようにして渡っていました。

かつての人々の想いの籠った神事
古来より受け継がれた、天皇陵の中で執り行われる祭祀である誉田八幡宮お渡りの神事。
ご縁ある皆様のご参拝お待ちしております。

※誉田八幡宮公式サイトより

【開催日時】
<宵宮>

9月14日(土)
各町だんじり宮入(18:00~)

<本宮>
9月15日(日)
例祭斎行(10:00~)
各町だんじり宮入(13:00~)
お渡りの神事(本殿から応神陵へ)(20:00~)

夜店出店(両日ともに21:00頃まで)


【注意事項】
※だんじりの曳行により、御祈祷の方以外は、境内にお車を駐車できなくなっているとの事です。


【開催場所】
誉田八幡宮

大阪府羽曳野市誉田3丁目2-8




【主 催】
誉田八幡宮


【お問い合わせ先】
誉田八幡宮

 

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