1913年(大正2年)に創業された「株式会社冨士屋製菓本舗」さん。
一粒、一粒豆作りひと筋。創業以来、大阪の地で愛され代々受け継がれた伝統的な製法から、「冨士屋学校」と呼ばれるほど業界に貢献して来られ、今や、海外でもその製法が注目され、日本の文化をお伝えできる喜びを糧に次世代に伝えたい「日本の良いもの」を作り続けていらっしゃいます。
株式会社冨士屋製菓本舗さんの代表商品のひとつ『雀の玉子』は、落花生を寒梅粉というもち米の粉で焼き上げ、たまり醤油と海苔で味付けをした、シンプルであきのこない商品。豆菓子の元祖と言われているそうで、大阪で生まれたお菓子だそう。食べ親しんでいる方も多いのではないでしょうか。
全国に広がった豆菓子は今や懐かしい物として扱われていますが、従来の懐かしい豆菓子を残しつつ、ナッツなどを使用し、豆菓子を食べなれない方にも食べていただくように工夫して大阪の伝統のお菓子を守り続けていらっしゃいます。
また、プライベートブランドとして、「楽豆屋(らくまめや)」が2003年に誕生。
自分で食べるも良し、家族やお友だちと食べるも良し、贈り物やお祝いにも喜ばれている商品の種類は30種類以上。
季節の味があったり、定番で年中楽しめる味があったりと様々。
そんな株式会社冨士屋製菓本舗さんの1番の魅力は何と言っても、マネできないその味、おいしさをつくり出せる伝統を守り抜いて来た技術。
豆本来のおいしさを最大限に引き出しながらより一層おいしく仕上げる技は習得するまでに何年も月日がかかるそう。
それほど、手業を大事にして来た伝統の技だからこそ、お客様に喜ばれているんだと感じました。
また、「雀の玉子」は大阪産名品認定商品でもあります。
「雀の玉子」を100年作り続けて来られているそうで、大阪府より認定していただいるとの事でした。
※大阪産名品とは?
①大阪の地で創業50年以上
②同じ商品を50年帖作り続けている
③愛され続けている
この3つの条件をクリアして初めて認定していただけるそうです。
もちろん、SDGsへの取り組みも忘れていません。
地球環境にも、地域にも、人にもやさしくあり続けられるように、商品(雀の玉子)自体が「環境貢献型商品」で、大阪府域において実施の省エネプロジェクトに寄付されるとの事。それによりCO2 200g分の削減費を支援した事になるそうです。子供たちの未来のために貢献できるように持続可能な世界の実現を目指して、様々な取り組みにチャレンジし続けて行かれるとのことでした。
ぜひとも、そんな愛情たっぷりのこだわり豆菓子をぜひ食べてみてくださいね。